トリミングが困難なわんちゃんの飼い主様へ
いつもトリミングサロンパピーをご利用いただきまして誠にありがとうございます
今回は トリミングが困難なワンちゃんについてお話ししたいと思いますので、長くなると思いますがお時間のある時に、ご一読いただければと思います 。
また パピーがトリミングが困難だと判断したワンちゃんにおきましては このブログにご同意頂ける方のみの、ご利用とさせて頂いておりますのでご了承ください。
トリミングが困難なわんちゃん、と聞いて皆様が思い浮かぶのはどんな子でしょうか?
噛みつく子?暴れる子?
トリミングが困難なんて、失礼ね。と思われる方もいらっしゃると思います。
パピートリマーが1番ドキドキするのは、高齢わんちゃん、骨折歴のある子、心臓病など、持病のある子です。
なぜなら、いらした時の状態でお返しできる事が出来ないかもしれない。その可能性が若い子、健康な子よりもずっと高いから、、、
たかがシャンプーでしょ?大袈裟ねー。と、思われますか?
ワンちゃんのトリミングは人が美容室に行くのとは似て非なるものです。
人の美容室は座ってリラックスしていれば終わりますが、ワンちゃんのトリミングは緊張から始まることがほとんどです。喜んで来てくれる子も心拍数は通常よりかなり上がっているはずです。そんな状況でほとんど立ちっぱなしで、全身洗われる。リスクの高いワンちゃんであればあるほど、負担も相当なものです。
トリミングが困難なわんちゃんは、健康で元気な子と同じようにはトリミングできません。
目は見えてるかな?耳は聞こえてるかな?シャンプーに入る前に寒い時はお部屋の温度を上げて、シャワーの音でびっくりさせないように、シャワーのお湯が体にかかることでびっくりさせないように、寒くないように、暑くないように、滑らないように、なるべく不安をなくすように、、、
箇条書きにしたらもう書ききれないほどの注意点があります(*^^*)
短時間で終わらせる。無理はさせない。
もちろん仕上がりは100%ではありません。
途中で亡くなってしまう場合も、具合が悪くなる可能性も、再び骨折してしまうことだってないとは言えません。
そうなった時に飼い主様ご自身が納得できるでしょうか?
パピーでトリミングしてのことなら仕方がない。そう思って頂けるように細心の注意を払って、私たちに出来得る限りを尽くしてトリミングにあたっていますが、絶対はありません。
しっかり、ご理解、ご納得して頂いてお預け下さい。
お年を召したわんちゃんの日常はいかがでしょうか?
ずっと寝てますか?若い頃よりもわがままですか?
目が見えませんか?耳が聞こえませんか?
きっとその全てが愛おしく、ずっと一緒にいられることを願う日々だと思います。
骨折した子は、また骨折しないかな?
ちょっと歩く度、ひやひやしますよね。
持病のある子はちょっとした環境の変化やストレスで悪化しないだろうか。
毎日ドキドキですよね。
飼い主様の心の内をもしよければスタッフにお話しください。
大事なわんこを飼い主様と同じ気持ちになってトリミングしたいのです。
出来れば、子犬ちゃんも、シニアちゃんも、骨折わんこも、持病わんこも、途中でお断りすることなく、トリミングしたい、、、
その為には飼い主様とわんことパピーの信頼関係なくしては、成り立ちません。
形式上お受けするときに、責任は負えませんが、と、お話しすることがありますが、その言葉の裏にはこんな気持ちが隠れている事を知っていただけたら幸いです。。
トリミングが困難なわんちゃんはベテラントリマーが担当致しますので、お時間の指定、指名料、サポート料金がかかることがあります。
詳しくはスタッフまでお申し付け下さい。